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12月の作品

俳句

                柴野 泰

* はまゆうの花は終わりて白砂舞う

* 赤青黄まるで絵具の立田山

* 紅葉落ち輪廻の道を繰り返し

* 熱々のピザ配急ぐ師走かな

コメント

パーキンソン病を発症して間もなく始めた俳句です。五感で感じて、考えて結果を出す。五感は人それぞれですから世界で一つだけのオンリーワンが17文字に表現される。人間の生きざまの一端が垣間見られます。

短歌

とまと      

人は皆生まれた時から仕事持つ赤子は皆を笑顔で包む

<解説>

赤ちゃんの回りに人が集まるとみな笑顔です。ふだんあまり表情を顔に出さない

人まで笑顔にさせます。赤ちゃんって皆を笑顔にさせるすごい仕事が出来るんですね。

とまと

花は皆つぼみが出てもすぐ咲かずじっくりじっくり花色だして 

冬の散歩道、木々の枝先にはもうつぼみがついています。春にしか花は咲かない

のに、この寒い中つぼみはいったい何をしているのだろうか?とふと思い・・・

じっくりじっくり花の色作りをしているのかもしれない。

川柳

 * 草を取る戦友となる名を調べ

からすのえんどう、すずめのえんどう、葉の大きさも種の形も違い、よくぞこの 名がついたものだと感動しました。からす、すずめの形が種になり!!

 こにしきそう、こみかんそう等々まだまだ戦友となる草はたくさん名前があります。

* 鉄橋を渡る二両の音太し

 熊本駅から八代方面に向かう初めての鉄橋の付近をよく散歩します。新幹線、鹿児島本線、三角線と並行して電車が渡ります。ローカル線はけたたましく「ガタンゴトン」と音が響きます。新幹線はさすがスマートに「サー」と小さな音をたて通過しています。

肥後狂句

坂田博史

 * まっしぐら何はさておき生ビール

<妻 コメント>

 うちの主人はお酒が大好きで、仕事から帰ってビールを飲むことがいちばんの楽しみでした。胃ろうになり分離手術をしてからしばらくは、大好きなビールをスプーンで口に含ませると、とても嬉しそうに飲み込んでいました。

作品

<手作りトートバッグ> 

 制作:fu_momo

一年半前から手作りの服や小物作りを楽しんでいます。今年はトートバッグを作って、お世話になった友人たちに感謝の気持ちを込めてプレゼントしました。

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